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▼成功のための名言・格言

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▼成功者の名言・格言

松下幸之助(電気への憧れ)
早川徳次(逆境の人生)
本田宗一郎(不可能への挑戦)
菊池武範(冷たいご飯)


▼古代中国の歴史・故事

己を知れば百戦危うからず
臥薪嘗胆
士は己を知る者のために死す
刎頚の友
「鴻門の会」
狡兎死して走狗烹らる
竜が沼の淵に潜むは・・・
死せる孔明、仲達を走らす


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▼極地へのあこがれ

アムンゼン
マロリー
ヒラリー
ペアリー


狡兎死して走狗烹らる(こうとししてそうくにらる)





「国士無双」といえば、今は、麻雀の役名で有名ですが
劉邦に仕えた韓信のことを「天下に並ぶ者がいないくらい優れた人物」
と讃えた言葉が語源であるといわれています。

韓信は若いころから大志を抱き、出世するために、兵法などを独学で勉強していたのですが
家が貧乏だったこともあって、生活には非常に苦労していました。

韓信が貧しい身分で刀を持っていることに因縁をつけられ
街でならず者に股をくぐらされたことから、股夫というあだ名をつけられてしまいます。
股をくぐるというのは中国では屈辱的なことのようで
ジャッキーチェンの酔拳のなかでも戦いに負けたジャッキーが
命を助けてもらう代わりに股をくぐるシーンがあります。

最初は項羽に仕えていた韓信ですが、項羽の待遇には常に不満を持っていました。
韓信は、鴻門の会で劉邦の家臣張良に才能を評価されたことがきっかけで、劉邦の元で
仕える決心をします。
しかし、劉邦も韓信のことを重く用いませんでした。
失望した韓信は劉邦の元も去っていこうとします。
このとき、韓信の非凡な能力を見抜いていた蕭何(しょうか)が、劉邦を強く説得します。
「韓信は天下を取るのに必ず必要な人物であるから最大の位を与えて引き止めるように」と

蕭何(しょうか)の説得により、
名もない韓信が、将軍を束ねる最高位に抜擢されることになるのですが
周囲からは当然不満の声が上がります。
しかし、すぐに非凡な戦術を駆使して、連戦連勝の活躍。
徐々に勢力を拡大し、関中を取り戻すころには、韓信の名は中国全土に広まっていました。
(このころ項羽はすでに関中から故郷の楚の彭城に都を移していた。)

「士は死を目の前にしたときもっとも生きる」という孫子の兵法の一説を利用し
船で河を渡り敵陣に乗り込んだ後、船を壊し、食料を捨て
敵の城を落とすか、自分たちが死ぬかしかない状態で突撃し、
敵に大打撃を与えた戦いは「背水の陣」と呼ばれ、後々まで語り継がれます。

韓信の活躍により、劉邦の漢は、項羽の楚と互角に天下を争う勢力にまで成長します。

劉邦は項羽の楚と対峙する前に、ある国を成敗しなくてはならないと思っていました。
しばしば攻めてくる東海の名門国「斉」です。
およそ1000年前、殷を滅ぼし周を建国した文王と武王に仕えた
大功労者「太公望」がこの斉の祖です。
その後、何十代と繁栄が続いた後、田氏に滅ぼされ、田氏斉となりました。

斉は多くの城と領地を持っており、このまま野放しにしておくと
力をつけ、天下を脅かす存在になりかねません。
そこで、劉邦は韓信に、斉平定を命じました。

有名な堰止めの策などで確実に勝利を重ねた韓信は斉平定に成功します。

この時、韓信にこのまま斉に残って斉王になるべきだと進言する男があらわれました。
韓信の才能に惚れて、他国からやってきた有能な側近、かい通(かいとう)です。
斉の地が気に入っていた韓信は、この進言を聞き入れ、
斉に残ってこの地から劉邦のために戦いたいとの手紙を送ります。
この申し出に劉邦は激怒しますが、韓信を敵に回して勝算があるのかという
張良の説得により、しぶしぶ斉王になることを許可。

漢と斉の挟み撃ちにあう楚は優秀な武将を多く失い窮地に追い込まれていきます。

そんな中、楚の使いがたくさんの金品を手土産に斉王韓信の元を訪れます。
「今、天下が誰のものになるかそのカギを握っているのは韓信様です。
劉邦の下にいる器の人物ではありません。劉邦と対等な関係になって
劉邦の漢と我々の楚、韓信様の斉で中国を3分してはいかがでしょうか?」
この申し出を韓信は悩みながらも断りました。
自分を大総帥に抜擢してくれ、斉王の件も認めてくれた
劉邦の恩を裏切ることはできなかったのです。

この話を聞いた かい通(かいとう)は申し出を受けなおすよう韓信に強く進言します。
「斉の国は黄河流域の肥えた土地と山に囲まれた自然の要塞を持っております。
人口も増え、いずれ、漢を越える大国になるでしょう。必ず天下を獲る日が訪れます。
”狡兎死して走狗烹らる”
獲物のうさぎが死んだ後、不必要となった猟犬が煮て食べられるということわざがあるのを
ご存知でしょうか?
このまま劉邦が天下を取って平和な世が訪れた後
戦の天才の韓信様の立場がどうなるかおわかりですか?
恐れられ、じゃまにされるだけの存在になるのです。」

この かい通(かいとう)の進言でも韓信の決断は変わりませんでした。
かい通(かいとう)は韓信が天下を獲る人物だと見込んでついてきたのです。
これ以降、かい通(かいとう)は行方不明になります。(命の危険を感じたのでしょう)

後に、韓信は、 かい通(かいとう)の進言を聞き入れなかったことを後悔します。
劉邦の天下統一後、領土を広大な斉から淮陰に移され、
部下だった者とも対等な立場になっていく中で
韓信は、天下人になる思いを次第に強めていきます。
そして、最後は謀反を起こして、この世を去ることになります。

日本ではそれほど知名度はない?韓信ですが、
中国では英雄として非常に人気の高い人物です。


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