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死せる孔明、仲達を走らす


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死せる孔明、生ける仲達を走らす





このことわざは有名なので、三国志の内容を知らないころの私でも知っていました。
孔明が賢くて仲達はおろかな人間なんだというイメージを長い間植えつけられていました。
しかし、実際に三国志を読んだあとの感想は全く違うものでした。

司馬懿仲達(しばいちゅうたつ)と諸葛孔明が戦ったのはお互い晩年のことです。

司馬懿仲達(しばいちゅうたつ)はあの有名な歴史書「史記」で有名な司馬遷の遠い子孫です。
仲達は曹操に能力を見出されて魏に仕えますが
その才能が万人から認められるようになるのは晩年になってからです。
学者タイプの仲達はなかなか武将たちから信頼を得ることができずにいました。

諸葛孔明は劉備とともに漢王朝の再建という名目で蜀を作り
魏、呉の2代勢力と共に中国を3つの勢力で分割し、争っていました。
(皇帝が3人もいた珍しい時代です。)
孔明は蜀の国力も十分に整ったところで、
※中原※を支配する因縁のライバル魏に対して攻め入ること宣言しました。

この孔明の侵攻から魏を守るのが仲達の役目です。

中国は険しい山が多い国で意外と平地の方が少ないくらいなのです。
この自然の要塞を利用して城や関門を作っているため
戦車はおろか飛び道具でさえ弓矢しかない時代に
敵の城を落とすというのは大変なことだったのです。
そのため押さえる要所をきちっと押さえておけば敵の侵略を防ぐことが出来ました。

孔明の策略は現代の人が見ても感嘆するほどで
仲達との戦いでも驚くべき戦術が多数出てきます。
孔明は、河が氾濫したら神に生け贄をささげる時代に
すでに気象学を戦に使っていたほどの人物です。
孔明と仲達の能力を比較すると天才と凡人以上の差があるかもしれません。
仲達が優れていないわけではなく当時孔明にかなう人間などいなかったのです。

仲達のするべきことはただ一つ、孔明が魏に侵攻するのを防ぐために
魏の入り口である重要な関所を守ること。
そのための策略は、長期戦に持ち込み、孔明遠征軍の食料がなくなるのを待つこと。

仲達は自分は孔明にはかなわないということを理解し、謙虚に受け止めていたのです。
孔明はありとあらゆる挑発、策略でおびき出そうとしました。
並みの武将なら挑発に乗せていとも簡単に城を乗っ取ることができる孔明ですが
仲達は激昂する家臣をこなだめどんなことがあっても城を開けませんでした。
仲達は耐えに耐えて長期戦に持ち込みました。

人生50年といわれていた時代です。
孔明も仲達もあと少し寿命がほしいと神に祈っていました。

そんな中、仲達の元へ間者(スパイ)から、
孔明が死んで、蜀軍が撤退しようとしてるとの情報が入ってきます。
撤退する敵は後ろを向いている分、力が平常時より大きく劣る。これを撃つのは戦争の常識。
仲達はすぐさま撤退する蜀軍に撃って出ました。
その途中、崖の上から車椅子に乗った孔明が現れたのです。
仲達は孔明の策略にはまったと思い一目散に城に逃げ帰りました。
これが有名な「死せる孔明、生ける仲達を走らす」です。
しかし、孔明はすでに死んでおり、先ほどのは孔明が死ぬ間際に
指示しておいた影武者作戦だったのです。
この作戦により孔明の軍は無事蜀に帰ることができました。

天敵孔明の死後、魏の曹一族はすでに天下を取った気になって
豪華な宮殿を建て、贅沢三昧の暮らしで魏の国民を苦しめるようになります。
国を思う勇敢なものは次々と処刑されていき、仲達も命を狙われることになるのですが
賢い仲達は病気のふりをして、一瞬のチャンスを狙いクーデターで宮殿を制圧します。
そして、曹一族を一掃した仲達はついに魏の皇帝となります。
仲達はそのあとすぐに孔明の元へ旅立ちますが
仲達の孫の司馬炎が中国を統一し、司馬氏天下の時代がやってきます。

仲達は一度、孔明の完璧なまでの火責めの策にかかり死を目前にしたことがあります。
しかし、その時、急ににわか雨が降ってきて仲達は奇跡的に命を救われました。
その時、孔明は「事を謀るは人にあり、事をなすは天にあり」と悔しがりました。

いつの時代も最後に天下をとるのは1番強いものではなく、天に選ばれたものなのでしょう。



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