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ショーシャンクの空に |
これは今まで見た映画の中で一番好きな作品です。当時、私は映画(レンタルビデオ)はアクションものしか見なかったので、こういうヒューマンドラマのような映画には全く興味がありませんでした。友人にビデオの返却を頼まれて、暇だったから見てみたのが、最初の出会いでした。正直、最初に見たときはラストの展開は全く予測できませんでした。最後は感動しながらエンディングの最後まで全部見ていたのを覚えています。でも、この映画の残念なところは名作名作と言われ過ぎることだと思います。ここまで名作といわれると逆に期待しすぎてがっかりする人もいるかもしれません。退屈な夜中に何気なくテレビでやっているのを見るのが一番感動できる映画だと思います。吹き替え版と字幕版の両方を見ましたが、断然字幕版がオススメです。
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男たちの挽歌 |
何のために生きるのか?何のために戦うのか?それを忘れたときに思い出させてくれる映画です。ハリウッドのような痛快なアクション映画ではありません。かなりシリアスで、最初に見たときはかなり過激な映画だと思いました。なので万人から好かれる映画ではないかもしれません。これはミッションインポッシブルなどで、ハリウッドでも活躍しているジョン・ウー監督が世に出た作品で、1,2で完結です。続編がたくさん出ていますが、3以降は別の監督の作品です。
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ユージュアルサスペクツ |
これは見たことない人は面白いから見てくださいとしかコメントできません。ネタばれしたら全く見る意味がなくなります。全く姿の見えない組織のボスがはたして誰なのか?それが登場したときすべてがこういうことだったのかと解決します。犯人はとても頭の切れる人物なのですが・・・・・私も完全に騙されました。
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ミスト |
ショーシャンクの空に、グリーンマイルに続く、スティーヴン・キング原作の映画ということで見てみました。宣伝にあるとおりラストがすべての映画ですが、映像やパニックに陥った人間の行動の表現とかがすばらしいので、ネタばれを見てしまった後でも、見る価値はあると思います。重要人物も少なくてわかりやすいシンプルな映画です。
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ダヴィンチコード |
表現の自由の確立した現代社会で、この映画の放映をめぐって欧米で大規模な反対運動が起こるというのは正直信じられません。そういった関心からたまたま映画館でやってたので見てみたのですが、正直途中はあんまり理解できませんでした。あとで、テレビでスペシャル放送をやっていたのを見てようやく理解できました。話がよくわからなかったのはマグダラのマリアという女性が誰でも知っている人物であることを前提に話が進められているからです。キリストは日本人の感覚では歴史上の人物でまぎれもない人間なのですが、キリスト教ではキリストは神で、彼を人間だということは許されないのです。マグダラのマリアはキリストの愛した女性で、キリストの子供も作ったそうですが、そういう事実は現在でも認められておらず、キリスト教社会の最大の永遠のタブーなのだそうです。
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ザ・ハリケーン |
無実の罪を着せられた黒人ボクサーが冤罪を勝ち取るデンゼル・ワシントン主演のハリケーン・カーターの半生を描いた実話です。貧しい地域で生まれたカーターは小さいころから窃盗を繰り返し何度も施設に入れられますが、ボクシングと出会い世界チャンピオンまで上り詰めます。しかし、当時はまだ黒人差別の根強かった時代。小さいころからの悪行のレッテルから強盗殺人犯に仕立て上げられ、終身刑となってしまいます。カーターは無罪を主張するため自伝を執筆。モハメド・アリなどの黒人活動家が釈放運動を行いますが、次第にその存在は忘れられていきます。月日が経ち、カーターの自伝を古本屋で見つけた黒人の少年が手紙を送り、またその存在が世に出るようになります。デンゼルワシントンが一番かっこよく見えた映画でした。彼はこの映画への出演を熱望して、27キロも減量したそうです。
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プレステージ |
2人のライバルのマジシャンの人生をかけた対決を描いた作品。時代背景は少し古めですが、当時の最新であろう驚きのトリックが数々出てくるのと、マジックに命をかける男たちの生き様にとても心動かされます。正直言うと、理解できない府に落ちないシーンもありました。私の理解力が足りないのでしょう。これを見ると現代の最新マジックのトリックはものすごいものなんだろうなと想像させられます。ミスターマリックも宣伝で大絶賛していました。
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刑法第三十九条 |
法律のあり方を考えさせられる上に、サスペンスとしてもとても面白い映画です。心神喪失者の殺人は罪に問われないという刑法39条が映画のテーマですが、犯人が本当に心神喪失者なのか、演技をしているのか、を見抜くのがこの映画の大きな見所です。ネタばれがまずい作品なので詳しくは書けません。また、堤真一さんの演技のすごさに驚かされた映画でもあります。ぜひ一度は見てみてください。
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